オーディションに合格する秘訣|オーディションに挑戦しよう

タレントを目指す人は積極的にオーディションに参加しましょう

1グループの人数が数十人にも及ぶアイドルグループが次々と結成され脚光を浴びる中で、自分もアイドルとして活躍したいという夢を幼少から膨らませてきた人はたくさんいることでしょう。大人数によるタレント活動を行うグループが増えてきていることは、活躍できるチャンスがたくさんの人に開かれてきたということでもあります。夢を膨らませている今、この絶好のチャンスを逃さないで、タレントとしての一歩を着実に歩み始めたいものです。ところで、タレントとは、歌手やモデルやお笑い系、俳優等、放送業界で活躍する人たちを幅広く指し示して使われる言葉になってきていますが、もともとは、才能とか技量を意味する言葉でした。タレントを目指すには、この言葉の持つ意味のもとに帰って、自分の持っている才能をしっかりと振り返り、その才能を売れる才能にするためにどのように磨いていったらよいか、その方法をじっくりと見つめてみることが大切です。

タレントとよばれる職業には、声優や俳優、モデル、歌手、アイドル、ダンサー、お笑い系、司会者やMC、ナレーター、エキストラ等があります。現在活躍中のタレントを見ているとわかるように、複数の部門で活躍している人が大半を占めています。アイドル歌手や俳優でも、話術やトークの面白さも求められる場面が増えてきています。タレント業を本職として極めていくためには、複数の才能や芸を磨いていかなければならないとも言えます。けれども、やはり見失ってはいけないのは、自分の持っている一番の才です。他の誰にも真似のできない自分だけの才能や魅力を、誰が見てもわかるところまで磨いて開花していくことはとても重要です。他の誰も持っていない魅力を持っているならば、必ずや求められる時がくるにちがいないからです。

タレントになるためには、タレント養成所のオーディションに合格するのが早道のように思われています。確かに、養成所に所属すると、伸ばしたい分野での情報をたくさん得ることができます。モデルとして、アイドルとして、俳優として、必要となる最新の情報を知ることができます。ただし、1つの事務所と契約を交わして所属をしてしまうと、他のオーディションには応募することができなくなるということもあります。事務所により、方針は異なるので、応募する時に確認しておくのがよいでしょう。また、養成所のオーディションに合格したのはよいけれど、日の目を見る機会がなかなか得られないようでは、努力の時間が惜しまれることになります。養成所からどれだけのタレントが輩出されているか、養成所の実績を確認しておきましょう。また、養成所や事務所の実績や所属タレントの傾向を把握して、その実績に自分の魅力が見合っているかどうかも検討しましょう。できるだけ自分の才能に目を止めて、チャンスを与えてもらえそうな養成所を足掛かりにすることが大切です。

養成所や事務所に受かるためのオーディションの他に、番組や舞台や雑誌等の出演者としての募集に応募するためのオーディションがあります。所属している事務所がない場合には、このような個別のオーディションの機会にどんどん応募し、経験と実績を積んでいくのがよいです。最近ではテレビ番組にレギューラーとして出演したり、レポーターを行うような仕事も一般に募集されていることが多いです。インターネットで各オーディションの情報を簡単に調べることができ、応募もインターネットでエントリーできるところが大半です。その分応募者数も多くなりますが、審査の際に目にとめてもらえるような経歴を1つでも多く持っているほど、採用されるチャンスがそれだけ増えていきます。実際、タレントとしての活動経験のある人を優遇することを明記しているオーディションが多数あります。採用された1つ1つの機会で、芸の肥やしにしていくための技量をたくさん学び取り、次のステップに自信をもって進んでいきましょう。