オーディションの履歴書作成にはコツがあります
芸能界やモデルなどへの憧れを持つ方は多くいます。それにはまずオーディションを受けることになりますが、まず何から行えばいいのか分からないというのが最初の疑問になると思います。オーディションを受けてみたいものの何をすればいいのか、どんな種類のオーディションが存在するのか、どんなスキルを必要とするのか、どんな内容のオーディションを行うのか、以上のような疑問を解決して、オーディションにチャレンジしてみましょう。
オーディションには2種類あります。1つは芸能事務所への所属をするためのオーディションです。芸能事務所に所属することができれば、活動を全面的にバックアップしてもらえますし、大きな仕事ができる可能性が高まります。そのため、当然ながら全国から大変多くの人が集まることになります。そのようなオーディションでかなりの倍率の中から選ばれるためには、他の人とは違うポイントをどうアピールできるかということ、審査員にどう自分を印象づけることができるかということが大切です。大手の事務所であれば何千人もの人が集まることもあり、難関となりますが、映画やドラマの主役レベルの役を狙っているのであれば、事務所への所属オーディションを受けることがおすすめです。もう1つは役を得るためのオーディションです。事務所への所属を狙ったオーディションとは違い、その役に合ったアピールの仕方や、作品を引き立てられる演技ができるかどうかが重要なポイントとなります。どんなオーディションであっても勝ち抜かなければ意味がありません。事務所に入るためのオーディションであれば、他の誰にもない、自分にしかないキャラクターや伸びしろ部分をアピールしましょう。事務所によっても求めるキャラクターなどが違う事もありますので、受ける事務所が求めているイメージをしっかりと調べ、所属している芸能人についてよく知っておき、ある程度の分析をしておく必要があります。役を勝ち得るためのオーディションでは、監督やプロデューサーが求めている役に対する表現が合っているかどうか、見た目の役作りはできているかなども大切になってきます。
また、第1次審査に使われる事の多い書類選考においても、自分だけのアピールポイントを作ることが大切です。履歴書作成のコツとしては、まずオーディション用の履歴書フォーマットを使うことです。雑誌の巻末にあるものや事務所ホームページにあるものを使うと良いです。好きな芸能人やスリーサイズを記入する欄があるようなものです。やはり写真も重要で、審査員が見たいと思う自分の素材そのものが表現できているような写真が好ましいです。顔や姿勢は当然のこと、どんな人物か、今後の成長が期待できるかなどがわかるようなものが理想で、飾り立てたりせず、会いたいと思ってもらえるような素を出せているものが良いです。決して友だちと一緒に写したものや、ピースサインのスナップ写真、小さかったり逆行で分かりにくかったりするような写真を使わず、履歴書のためにできるだけたくさんの写真を撮り、時間と労力をかけて最高の1枚を提出できるようにしましょう。志望動機などでは、大勢の方が受けるオーディションで個性を輝かせるようなアピールポイントや思い、熱意のこもった言葉を記入することができれば、必ず審査員の心を動かします。主催者側の目的に合った内容を考える事も大切ですので、オーディションの目的をしっかりと把握した上で履歴書を作り、提出できることが望ましいです。
現在芸能界で活躍されている方の中にもオーディションをたくさん受け、なかなか受からず悩んだ経験を持っている方は少なくありません。そんな苦労があるからこそ、現在の活躍につながっている部分もあります。なかなか受からないなどと卑屈になることなく、夢に向かって前進あるのみです。審査員の印象に残るようなインパクトを与えられるように、他の参加者との差がつくようなアピールポイントを、自分の中から模索していくことがオーディションです。誰にも負けない自分だけのPRポイントを考えましょう。