オーディションに必要なもの|夢を掴むためのオーディション

オーディションの後にもトレーニングがあります

小さいころ、アイドルに憧れてマネをしてみて、羨望のまなざしで見ていた人は多いはずです。しかし、その裏ではたくさんの努力をしてきた人たちがいます。

オーディションとは、よくテレビで見かけるタレントさんやドラマなどに出演している俳優さんたちなら、誰しもが通る登竜門のことです。オーディションいわば面接、自己アピールの場です。何百、何千、何万もの応募者の中から選ばれるわけですから、ここでしっかりと見てもらうことが大切です。オーディションの会場に入り、話が始まる前から見られているので、次のことを意識していきましょう。まずはノックから、ノックの回数は決まっており3回ノックします。4回の方が誠実ですが重要視はされていません。逆に2回だとトイレ用となってしまいますので、大変失礼です。そして、失礼いたしますと言い入室した後、審査員の方々に向かってお辞儀をします。その後ドアを閉めるのですが、ドア側を向いてから静かに閉め、背筋をピンと伸ばし前を向き歩きましょう。文章で書くと少し長めですが、実際に行う時間はとても短いものなので、最初の印象としてはとても重要な部分となりえます。それから自己PRとなります。ここで一番大事なのは自分のことを話すことです。当たり前のことですが、ありのままを話すというのは難しいことです。どうしても受かりたいという気持ちが前に出てしまうと、過剰な発言が飛び出てしまうかもしれないからです。たとえば、スポーツの知識は誰にも負けませんと言っていたのに、審査員の質問に答えられなければ、審査員は失望してしまうことでしょう。他にも大事なことはあります。多数の応募者の中から目を引かれなければいけません。つまりは個性を出せなければいけません。なんでもいいとは限りませんが、特技などを披露すれば関心を持たれるでしょう。ただ、言われてもないのにいきなり披露してしまっても意味はない、むしろマイナスなイメージなので、話の流れからもしくは審査員側からそのような場が設けられた場合にしましょう。前述したのはアピールですが、相手に伝わらなければ意味がないので、敬語を使いハキハキと、しかしゆっくり丁寧に話しましょう。

オーディションについて述べましたが、その前には書類選考というものがあります。これが通らなければ、いくら自分が容姿端麗だろうが頭脳明晰だろうが意味がありません。まず用意するのはオーディション用の履歴書です。B4程の大きさでいろいろと書く欄が増えているものです。もし特定の事務所に提出する場合は、ホームページを検索し、その事務所専用の履歴書を使った方がよいでしょう。書類選考というわけで、写真の撮り方次第でも印象が変わってきます。複数人で写っていて、プリクラで撮ったものを貼っていようものなら、間違いなく落とされるでしょう。また、比率がおかしく、逆光やピントが合ってないのもダメです。自分で撮るのではなく他の人に撮ってもらい、自然な写真が無難でしょう。そして、門番である志望動機です。どこにでも、だれでも書いている内容の答えでは論外でしょう。なぜなりたいのか、どういう風に進んでいきたいのか、どうしてここでなければいけないのかなど、明確な考え熱い思いをここで伝えるべきでしょう。あとは視点を変えて、なぜ募集が行われているのかということです。募集するからには何かしらの理由や目的があるはずです。つまりそれに合わせたアピールをすることも大事だということです。

気をつける点として、オーディションの前に書類選考があると言いましたが、違う場合もあります。それは養成所です。名目はオーディションですが、レッスン生を取るためということで、ほぼ受かるでしょう。レッスンなのでさまざまなトレーニングを積みかさねます、ようは下積みです。そのため、その後はとなると、結局のところはデビューするために、またオーディションを受けることになるでしょう。全部がそうとは限りませんが下調べをした方がいいです。