ミュージカルのオーディションには留意する点があります
オーディションによって様々ですが、ミュージカルオーディションというものは書類審査、実技審査、合格発表という順序で進みます。書類審査の時は、プロフィールを説明する書類だけでなく、歌の音源の提出を要求されることも多いです。書類に添付をする写真は注意深くチェックされますから、決して自分で撮影をしたりせず、プロの写真屋さんを利用しましょう。写真を撮影する際の服装は、自分の体型や雰囲気がちゃんと伝わるようにしっかり選択すべきです。
実技審査の場合は、呼びだされた時刻の15分前に到着するのが基本です。もし、遅刻しそうになると、平常心を保てなくなり、オーディション本番にも影響を及ぼしますから要注意です。
事前に会場への到達経路をしっかり確認しておきましょう。オーディション開始までの待ち時間は本を読んだり、音楽を聞いたりなどしてリラックスして過ごすべきです。実技の練習をする人もおりますが、疲労してしまって逆効果となる場合が多いです。稽古するにしても、歌のサビの部分など要点となるところだけに絞ってやるべきです。
ミュージカルのオーディションでは当初、聞いていた審査開始時刻から遅れが出て、待ち時間が延長されるのはよくあることです。
実技審査当日のタイムスケジュールは、基本全てのスケジュールを空けておくようにしましょう。他に、喉が渇かないように飲み物の準備も必要です。簡単に食べられるようなものも用意しておくと安心です。オーディションの本番ではミュージカル作品の内容の歌やダンスを要求されます。歌の場合は楽譜が事前に通知されることもあれば、当日に楽譜を渡してもらえることもあります。
実技披露後に審査員から受ける質問では、堂々と受け答えしましょう。審査員へ謙る必要はありません。オーディションに合格すれば、一緒に働くことになるのですから、好印象を持ってもらえるよう元気よく返事しましょう。
ミュージカルのオーディションに合格するためには作品の雰囲気や、求められている役柄を理解することが何よりも大事です。書類審査の段階から、そのミュージカル作品の知識を深めておきましょう。